滅火器 Fire EX.

結成から 20 年１万人コンサートで、
台湾バンドの里程標を築く

台湾・高雄からやってきたバンド・滅火器は 2000 年に結成。メインボーカルの楊大正（Sam）、ギターの鄭宇辰（ORio）、ベースの陳敬元（JC）の3人は、高校時代の同じクラスの同級生。これにドラムの柯光（KG）が加わって結成された。

これまでに 5 枚のフルアルバム及び多数のシングルをリリース。滅火器はパンクロックを基調とし、時代と生活をリアルに表現し大衆に寄り添った歌詞が、多くの人々からの共感を呼んでいる。晩安台湾、海上的人、島嶼天光、長途夜車、十二月的妳などの楽曲は非常に広く歌い継がれている。これらの楽曲によって、滅火器はこの時代を代表するバンドとなり、「台湾人民バンド」の別名を得るまでとなった。

パフォーマンスライブの狂騒！メンバーと観客が織りなす、驚嘆を呼ぶロックシーンで、滅火器が主要ミュージックフェスの第一指名に！

近年では、毎年異なるテーマの Live House tour と国内外の主要ミュージックフェスの他にも、2013 年から、年度毎の大型特別公演コンサートを開催。また、日本の「MONOEYES」とFar East Union日台韓 3 ヶ国ツアーを共同開催し、音楽の凝集により、アジアをつなげる文化交流を行っている。2018 年には、さらに香港が加わってその輪が広がり、Far East Union Vol.4 として 2019 年末から 2020 年にかけて巡回ツアーを開催した。

100 人、200 人程度の Live House に始まり、主要メディアによるラッピングもなく、華麗なショー用の衣装もなく、誠実で飾らないパフォーマンスにより、台湾全土をあまねく歌い歩きつつ、世界に向けて邁進している。

2016 年、滅火器は日本でアルバムをリリースし、細美武士、磯部正文などのミュージシャンとの共同創作を行った。これが激論を呼び、日本での人気を急速に集め、再度日本最大のミュージックフェス「Summer Sonic」に登場。

2017 年には、日本最大級のパンクミュージックフェス Punkspring に参戦し、Punkspring に参加した台湾初のバンドとなった。同年、米国・ニューヨークでのサマーフェス Summer Stage に登場し、Taiwanese Waves でのトリを担当。

2018 年には、日本・沖縄のバンド MONGOL800 が開催する地元で最大の屋外フェス What a Wonderful World!!18 に出演し、この音楽フェスの開始以来初の、海外からの招待バンドとなった。

2019 年にアルバム「無名英雄」をリリース。遠くカリフォルニアまで足を運び、SUM 41 のプロデューサーがこれを手掛け、メンバーの納得いく作品を持ち帰った。

2020 年、バンド結成 20 周年を迎え、「無名英雄」で第 31 回金曲奨最優秀バンド賞を受賞。同年末には、故郷の高雄に戻り、1 万人規模の「On Fire Day 2020 Fire NEXT 新篇章：滅火器 20 周年コンサート」を開催。

リリース

Let’s Go

Album・2007
海上的人 Standing Here

Album・2009
再会！青春 Goodbye You!th

Album・2013
REBORN

Album・2016
進撃下半場 Beginning the Second Half

Album・2017
無名英雄 Stand Up Like A Taiwanese

Album・2019
On fire day 2020 – Fire Next

Album・2020
家和萬事興

Album・2023

受賞歴

2013 第 4 回金音奨「最優秀バンド賞、最優秀ライブパフォーマンス賞、最優秀ロックアルバム賞、最優秀ロックシングル賞」にノミネート
2014 第 25 回金曲奨「最優秀バンド賞、最優秀台湾語アルバム賞」にノミネート
2014 GQ Men Of The Year を受賞
2014 第 5 回金音奨「最優秀ライブパフォーマンス賞」を受賞、「最優秀ロックシングル賞、最優秀ロックバンド賞」にノミネート
2015 KKBOX 年間風雲独立精神賞を受賞
2015 第 6 回金音奨「最優秀ライブパフォーマンス賞」にノミネート
2017 第 28 回金曲奨「年間最優秀アルバム賞、最優秀台湾語アルバム賞」にノミネート
2018 第 29 回金曲奨「最優秀バンド賞、最優秀シングルプロデューサー賞、年間最優秀歌曲賞」にノミネート
2020 第 31 回金曲奨「最優秀バンド賞」を受賞

イメージキャラクター＆コラボ

2010 夢幻球星招待試合のテーマ曲　「Fight Again」
2011 黒松沙士 2011 年コマーシャルソング「人生」
2014 「Back to the world」魔獣世界 10 周年「徳拉諾之覇」発売用宣伝曲
2015 「前進」YAMAHA B’WSR 新型車宣伝曲
2015 「SUPER MONKEYS」野球チーム Lamigo の優勝決定戦テーマ曲
2015 日本・国際観光振興機構　VISIT JAPAN の招待を受け、東北で MVを撮影
2016 世界エイズデーに合わせ、日本の有名メーカー TENGA と「滅火器 Special TENGA」を発売、「愛自己チャリティコンサート」を開催
2017 「桃猿戦士 Lamigo Fighter」野球チーム Lamigo の優勝決定戦テーマ曲。一部の旋律は、アニメ「宇宙刑事ギャバン」の同名のテーマ曲（日本の歌手・串田アキラによる）の旋律と融合させた。
2018 「更遠的前方」2018 玉山杯ジュニアベースボール選手権大会テーマ曲
2018 「一九四五 1945」高雄大空襲ボードゲームのテーマ曲 Theme of Raid on Takao
2019 「撐」台湾ミュージシャンの香港支持のためのコラボシングル
2019 「兼愛非攻」BRAHMAN x Fire EX. コラボ楽曲

国内での主要なパフォーマンス

2003 – 2013 野台開唱（Formoz Festival）
2006 海洋音楽祭「海洋大賞」にノミネート
2006 – 2019 大港開唱（Megaport Festival）
2007 Let’s go アルバムツアー
2009 海上的人アルバムツアー
2010 火大啦ツアー
2010 十年闘陣　10 周年コンサートツアー
2011 栄退ツアー
2012 滅火器 x Locofrank 台湾ツアー
2013 「再会青春」ツアー
2013 「衝撞未来」体育館コンサート
2014 「快楽的出航」ヒット祝賀ツアー
2014 「On Fire Day」華山大草原コンサート
2015 「On Fire Day」高雄Live Warehouse 15 周年コンサート
2016 「REBORN」アルバムツアー
2016 「早安台湾」ツアー
2016 「On Fire Day」野球場1万人コンサート
2017 「暴動10年 /Let’s go 10th anniversary」ツアー
2017 「進擊下半場」台湾及びワールドツアー
2017 FireBall Fest. 火球祭
2018 「列車 181：進撃午夜場」列車パフォーマンス
2018 「ON FIRE DATE」結成 18 周年ツアー
2019 「海上的人」10 周年コンサートツアー
2019 FireBall Fest. 火球祭
2020 「無名英雄」アルバムリリースツアー
2020 On Fire Day 2020 Fire NEXT 新篇章：滅火器 20 周年コンサート

海外での主要なパフォーマンス

2004 韓国 K-Rock Festival での参加
2009 米国・ニューヨーク CMJ ミュージックフェス
2011 米国・オースティン SXSW　サウス・バイ・サウス・ウエスト音楽祭及びカナダ・トロントCMW ミュージックフェス
2012 米国・オースティン SXSW サウス・バイ・サウス・ウエスト
2012 Music Matters in Singapore
2012 Summer Sonic 日本・サマーソニックミュージックフェス
2014 米国・カリフォルニア州「島嶼活動―美西ツアー」に招待出演
2014 カナダ「台湾フェスティバル」ツアーに招待出演
2015 Far East Union 台湾、日本、韓国 3 ヶ国ツアー
2016 Summer Sonic 日本・サマーソニックミュージックフェス
2016 Far East Union 台湾、日本、韓国 3 ヶ国ツアー
2017 Punkspring 日本のパンクミュージックフェスに出演
2017 米国・ニューヨークのサマーフェス Taiwanese Waves に出演
2018 Far East Union 台湾、日本、韓国、香港 4 ヶ国ツアー
2018 日本・広島 EIGHT SIX live に出演
2018 TAIWAN BEATS 台湾之夜 in Tokyo
2018 日本・沖縄 What a Wonderful World!!18 ミュージックフェスに出演
2019 日本 SHIMOKITAZAWA SOUND CRUISING に出演
2019 Far East Union 台湾、日本、韓国 3 ヶ国ツアー